Maker Faire Tokyo 出展までの大まかな流れ 初めての出展
始めに
Hello, world! 皆さんこんにちは。さっそくですが皆さんはMaker Faire Tokyoというイベントをご存知ですか?
MFTに参加したい人向けの ”出展したいけど出展って難しそう”
もしくは、”出展したいけど具体的に何をすればいいのよ”と考える人向けて、出展のハードルを下げることを目標に具体的に何をやればいいのかを具体例を挙げて、紹介する記事となっております。
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Maker Faire Tokyo(以下MFT)とはどんなイベントなのか。
MFTとは簡単に言うと自分の作ったものを自由に展示や販売できる国内最大級のモノづくり系イベントです。展示だけでなく体験型のワークショップなども行われ、目で見るだけでなく実際に手を動かして体験もできます。毎年夏に開催されるため、夏休みの自由研究の参考におすすめです。
出展内容を考えたら、申し込みをしよう!
出展内容を決めたら、参加の申し込みをします。
MFTの公式サイトのページ”出展者の方へ”にて詳細が書いてあります。例年、MFTは年度ごとに公式サイトが変わるので注意が必要です。
例年、開催年の1月頃にMake:Japan公式サイトにて開催日程の発表があり4月の初旬にその詳細と出展募集がされます。
例年、大まかな日程は以下の通りとなっています。
5月初旬の”出展募集締め切り”が申し込みの締め切りとなっていて、申し込みは公式サイトの専用フォームにて行われ、それまでに出展内容を決めなくてはなりません。
ここで注意したいのは、出展募集の段階では出展する作品ができていなくても構わないのですが、出来上がっていない場合は完成予想図や詳細なコンセプトを紹介する必要があります。
当選確率を上げる方法としては、
・Twitterやブログなど活動を発信するサイトを作る。
→情報発信をすることでアピールができ、活動内容が見えてくる。
・出展者情報を見て人気のジャンルを避けて応募する。
→出展するジャンルによっても当選のしやすさは変わると思います。例えば、MFTの激戦区であるエレクトロニクスで応募するよりも参加者の少ないジャンルで応募した方が当選しやすいかもしれません。
・過去の出展者と内容が被らないようにする。
締め切り当日は例年アクセスが集中するため、なるべく締め切り当日までに申し込みを完了することをお勧めいたします。
当選まで待つ→当選したらすること。
出展作品ができていない場合は完成を優先して、作品ができている場合にはなるべく早くにホテルをとることをお勧めします。
当選結果はメールにて発表されます。メールに必要な手続きが記載されているのでそれに従って、出展内容調査シートの内容を埋めていきます。
当選発表から数週間後に出展者用の入場券とイベントの詳細が書かれたしおりが発送されます。
物品を売買する場合には、別で運営に料金を振り込む必要があるため注意が必要ですが、展示もしくはプレゼンテーションの場合には原則として出展料はかかりません。
ビックサイトへ行こう(当日までの準備)
当日までの準備や注意事項を箇条書きにしてみました。
・当日もっていく物をリストにまとめる。
ビックサイト周辺には材料や展示で使用できる小物を扱った店は少ないです。必要なものは予め購入してから会場入りしましょう。
・前日入りする場合、当日朝入りする場合についての違いについて。
展示準備には二通りの方法があり、前日の15時から準備するの場合と当日の朝から準備する場合があります。セッティングに時間がかかる展示の場合には前日から準備することをお勧めします。
前日入りした感じでは、僕たちのジャンルの島は僕らとあともう一組いたくらいで大半は当日の朝がほとんどでした。ただ傾向として、大きめの展示物のグループは前日入りが多かったです。R2D2や戦車など。一足先に展示が見れたり、話すことができるので良いかもしれません。・・・ただし迷惑にならない程度に。
・2日間行われるので遠方からの場合は早めのホテルの予約。
会場周辺のホテルは少なく、早めに予約することをお勧めいたします。
・事前に会場までの道のりを調べておくこと。
・出展内容に関する説明用の資料を用意すること。
作品に関する資料を置いておくだけで来場者の目に留まるのでお勧めします。
・名刺を作っておくこと。
ほかの出展者への自己紹介と企業のかたが見えることも多く、名刺を交換することで新たなアイディアや出会いがあるかもしれません。
会場で準備しよう
会場の自分の場所につくと、机といす、配送した荷物、机の上には出展者名と紹介文の書かれた紙があります。
その机一つ分の範囲が出展できるスペースとなります。コンセントはテーブルの下にあり、延長コードがあると便利です。
他の出展者に迷惑をかけないように気を付けましょう。また、周りの出展者に挨拶をしておくと交流ができて面白いと思います。
作品や荷物は事前にヤマト運輸で会場内に配送することができ、宅配で配送できるサイズであれば出展スペースに直接配送できます。
車で直接運んでくる場合には荷下ろしスペースから会場まで距離があるため、台車など準備することをお勧めします。
会場でアピールしよう
作品ができたら、会場にいる見学者の方々に説明するとよいかと思います。ただ座っているだけだと、見に来たひとも見学しずらいですし、こちらも気まずいので積極的に作品の説明をすると案外、来場者が足を止めて聞いてくれる人が多いです。初めて見たひとが分かりやすいように説明するとよいと思います。
MFTに来る人達は来場者も総じてレベルの高い人も多く、さまざま人達が来ます。こちらの聞き方や説明次第では自分の知らない情報や耳よりな情報を引き出せます。
他の人の展示も見てみよう
MFTでは、入場券を首から下げられるようになっており、そのデザインが一般来場者と出展者パスでは異なるデザインがされています。なので他の展示やスポンサー展示を見る際にはぜひ出展者パスを首から下げてことで他のグループとの交流と興味のある分野の話や宣伝にもつながるのでお勧めします。
他の展示やブースから離れる際は貴重品は必ず手に持って行動するようにしましょう。
終わりに
小さくても成功体験を積むことや何かに対して自分自身がアプローチした結果は今後の成功体験として貴重な体験となると思います。そういった意味でのMFTというのはわかりやすい目標であると同時に様々な分野のことを知ることができ世界が広がると思います。
このページを見ている方で、出展に迷っている方の手助けとなることがあれば幸いです。